2019年9月12日木曜日

敢えてのセンター不在



器に触れるくらいの高さで
中央に主役となる花が配置されることが
一般的な活け方。
この作品には芍薬のような主役級の花はありませんが、
水仙やチューリップを寄せ集めたら
それなりの強さは出るでしょう。

でも敢えて、主役の場所=センター不在にしました。

濃淡や形状の異なる緑の空間に
ちらほらと見えるピンクや黄色の花たち。
センター不在でも整っています。





2019年9月9日月曜日

ドラセナはすばらしい脇役



へレコニアの角度、
ひまわりのアーチ、
ケイトウとグロリオサの位置、
そしてドラセナ。

ドラセナ。
メイン(奥)の器ではまとめて活けることで
ワサワサとした勢いと密度をつくり、
下の壺では、葉脈に沿ってちぎることで、線が複雑に。

ちなみに。
最近は葉の太さや色にバリエーションが。
すぐに根が出るので水栽培でも長生きします。