2017年12月7日木曜日
思いどおりになるのか、思いどおりにするのか。
お正月みたいですが、今年の秋に活けたもので、
花材は雲竜柳、菊(マム)、孔雀草、アスパラガス、うめもどき、ヤシの葉。
水盤には剣山と花止めを置き、植物の角度をつくっています。
先日、Youtubeを見ていたら、
20センチほどの深さの花器に
オアシス(スポンジのようなもので花の角度を支える)を仕込んで活けている方がいて、びっくりしました。
いけばなは、活け手が意図する長さと角度で活けられれば最高ですが、
思うようにならない時もあるのが、おもしろさの1つ。
「この手はダメか……こちらではどうだ!?」と
自問自答しながらの作業。息を詰めて狙いを定めていくのです。
だから、なんでも思いどおりになってしまったら、逆につまらないかなぁ。
2017年11月13日月曜日
アンティークのカップと雑誌
2017年11月7日火曜日
2017年10月24日火曜日
「線」が魅力の花材たち
2017年8月30日水曜日
師匠
2017年7月20日木曜日
2017年6月16日金曜日
女優……だね。
2017年6月2日金曜日
イベント主催者からの依頼
とあるイベントでお花を活けるお仕事をいただきました。
どうだん、つつじ、サクラ2種類、芍薬、菖蒲……。
このくらいの大きさになると、体力勝負です。
花器にしているのは、じつは信楽焼の金魚鉢。
直径7,80センチの大きな器に、
作品をより大きく見せるため、青竹も使います。
これよりは小さくなりますが、
7月に広間で活ける機会をいただきました。
花材を何にしようか、いまからワクワクしています。
2017年5月23日火曜日
補色づかいで大胆に
アンセリウム、モンステラ、グロリオサ、かえで。
影絵のように見えるのは、どうだん。
どれもが個性的な植物、
茎や枝が細く長いので、ごまかしが効きにくい。
赤×緑という補色は
クリスマスカラーと言われるけれど、
日射しが日ごとに強くなる初夏においては、勢いを感じます。
2017年5月22日月曜日
葉陰から覗く美人
2017年5月12日金曜日
蘭・蘭・蘭
2017年5月10日水曜日
浦島草の怪しさ
紙袋に活ける
玄関先は常設スペース
玄関先は、私が花を活ける常設スペース。
お客様をお迎えするのはもちろん、
私が外出するときや帰宅時に目をやると、ほっとできるから。
コデマリの扇のような広がりと
とグロリオサのすっと立っている感じが好きです。
際どい姿勢が惹きつける
魚のカタチをしたコーラル色のガラス。
もともとは壁や柱にひっかけて使う花器のようです。
私はどうしても横向きに置きたくて。
魚のなかにミリオンをもじゃもじゃ入れて、
その葉に鉄線の茎が引っかかるように活けてみました。
際どい姿勢、イメージしたとおり。
好きな作品のひとつです。
昔の人の粋
蟹に亀、粋でしょう。
これ、みんな枝や花の角度を固定する花留め。
剣山はわりと知られていますが、
亀や蟹など、生き物を模した
「花留め」というるものもあるのです。
かわいい。
いまはもう、
このようなお道具をつくる職人さんはいないそうで残念。
だから私は、骨董市をチェックします。
ここ数年は、多くの外国人が骨董市を訪れ、
こういうものを購入していくため、価格が高騰。
とくに蟹は人気で、飲食店のディスプレイにするのだそうです。
植物の陰から岩や蟹や亀が覗く、箱庭のような自然の再現。
昔の人の自然との共生が感じられます。
2017年5月9日火曜日
グリーン × グリーン!
切子のグラス。
初夏の雰囲気を出したくて、
透明な日本のガラスの平皿を添える。
オリーブの実と葉は、
なかなか思うようなカタチになってくれないけれど、
多少の雑さがあっても雰囲気は出ます。
切子のグラスとグロリオサ
自宅で日本酒をいただくときに、
よく使う切子のグラスと白磁の小皿。
短く摘んだグロリオサを、ちょこっとあしらったら
こんなにかわいい作品になりました。
このような浅い器に活けるときは、
なかにも花や葉を潜らせて、
茎がグラスの底に直接当たらないようにします。
てのひらに載るくらいの、小さい世界。
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