2017年12月7日木曜日

思いどおりになるのか、思いどおりにするのか。



お正月みたいですが、今年の秋に活けたもので、
花材は雲竜柳、菊(マム)、孔雀草、アスパラガス、うめもどき、ヤシの葉。
水盤には剣山と花止めを置き、植物の角度をつくっています。

先日、Youtubeを見ていたら、
20センチほどの深さの花器に
オアシス(スポンジのようなもので花の角度を支える)を仕込んで活けている方がいて、びっくりしました。

いけばなは、活け手が意図する長さと角度で活けられれば最高ですが、
思うようにならない時もあるのが、おもしろさの1つ。
「この手はダメか……こちらではどうだ!?」と
自問自答しながらの作業。息を詰めて狙いを定めていくのです。


だから、なんでも思いどおりになってしまったら、逆につまらないかなぁ。