2018年7月19日木曜日

創作中は真剣そのもの。



今回の撮影では
出来上がった作品を撮影するだけでなく、
私自身の花との向き合い方も撮ってください!と
お願いしていました。

微笑みながらお花を手にする構図より、
真剣なまなざしのほうがいいと思ったんです。
“花活け師”ですしね。

そして上がってきた画像をみたら、
真剣すぎて…私の顔が怖いの(笑)。

というわけで、顔なしの画像で
創作中の雰囲気をお楽しみください。

憧れの古民家にて



後楽園からほど近い
大正古民家での撮影でした。
黒い壺は骨董ではありませんが、
背景の窓や文机に調和します。

染付の器は、それだけで素敵ですが、
どんな植物にも合わせやすいという意味では
こういった花器がひとつあると、
重宝します。

(photo by 金魚)



極彩色が涼やかさを醸す。



高層マンションの谷間に建つ古民家で、
作品の撮影を行ないました。
この場所で、お花のイベントをやりたいと半年前から思っていたので、
本当に嬉しいです。

これだけの大きさは久しぶり、達成感があります。
枝や葉が揺れる花材、青竹、極彩色の花々と
簾が“日本の夏”を感じさせます。

photo by Koji Miura(フォトきんぎょ)

2018年7月15日日曜日

アーティチョークを活ける



アーティチョーク。
食べたことがないわけではないけれど、
味を思い出せるほどには知らない野菜。

それが、花材料として花屋さんに並んでいるなんて。

ハリセンボンのような蕾から、
アザミのような紫の花が開いていきます。

美しい…というよりグロテスク。
巨大なモンステラや山ごぼうと合わせて
ちょっと怪し気な雰囲気を演出してみました。